東京ゴーストリサーチ

はじめに

0-1 コンセプトと世界観

「東京ゴーストリサーチ」は、ホラーテーマのテーブルトークRPGです。
プレイヤーは、超常現象の解決を業務とする株式会社東京ゴーストリサーチ(TGR社)の従業員となってさまざまな怪異に立ち向かいます。

現代の日本をおもな舞台と想定してますが、多少、時代を違えたり、外国を舞台にしてもかまいません。東京以外の都市を起点とするのもOKです。

心霊、超能力、UMA、地球外生命体、悪魔、妖怪、都市伝説……。
そういった超常現象は科学的に解明されておらず、一般の人々はその実在を信じていません。株式会社東京ゴーストリサーチ含むごく一部の人々だけが、その実在を知り、対処を行っているという世界観になります。

株式会社東京ゴーストリサーチは、超常現象の解明・対処を事業内容として掲げ、公然と活動していますが、一般の人々にはまじめに受け取られていません。実際に怪異に遭遇した人だけが、ワラをもすがる思いでTGR社に接触し、解決を依頼してきます。

このゲームは、超常現象をテーマとしていますが、PCが「会社員」であるというところが大きな特徴です。PCはあくまでも「仕事」として解決に取り組みます。プロフェッショナルとしての矜持や技術が輝く一方、しばしば「ビジネスマンの悲哀」が漂います。従って、ロールプレイ的には、ホラー的事象に怯えたり、カッコよく立ち向かったりすることに加えて、「会社員あるある」を楽しんでいただけると、ゲームの趣旨に沿うのではないかと考えられます。

なお、これ以上のTGR社の詳しい設定などは、公式では行いません。各自、自由にイメージしてください。今後、公式からなんらかの追加設定などが提示されたとしても、それはシナリオソースとしてのアイデアの提案に過ぎず、各自の設定との矛盾は問題としません。

0-2 ゲームの概要

0-2-1 ゲーム用語

このゲームでは、一般的なTRPGの要素のうち、以下のものを特別な呼称で表現します。

  • ゲームマスター→MG(マネージャー)
  • プレイヤーキャラクター→社員
  • シナリオ→プロジェクト

0-2-2 ゲームの準備

ゲームを遊ぶために以下のものを準備します。

  • MG(ゲームマスター)
  • プレイヤー2~4名程度と、各自の社員(キャラクター)
  • ルールブック(PDF版または当WEBを確認できる環境)
  • プロジェクト(シナリオ)
  • 10面体ダイス

0-2-3 ゲームの流れ

ゲームは次の流れで進行します。

  1. 導入パート
  2. メインパート
  3. 結果パート