社員の作成と管理

1-1 社員の作成

社員は以下の流れで作成します。

キャリアタイプを以下から１つ選択します。

営業: ＴＧＲ社では、超常現象に直接的な対応を行う業務を「営業」と称しています。営業職社員は霊能力や魔術的手段による除霊や封印を行う業務に従事します。危険も多いですが、特殊な「才能」を持つものにとっては、それを生かせる数少ない仕事です。

調査: 超常現象の解決にはその背景情報などを探ることが重要であるため、そうした職務を主に担当します。調査職の社員は、聞き込みやネットでのリサーチのほか、実際に心霊スポットや事故物件に足を運んでの調査などに従事します。

技術: ＴＧＲ社では業務のために各種の魔術的道具や心霊科学機器を使用します。そうした道具・機器の開発・管理・運用を担当するのが技術職社員です。かれらの多くはマッドサイエンティストや学界から追放された異端学者です。

庶務: 庶務職の社員は、他社員のサポートを担当します。物資の調達、外部機関との折衝、カバーストーリーの広報、社内調整など、その業務は多岐に渡ります。かれらのバックアップなしには、ＴＧＲ社の特殊な業務は成り立ちません。

スキルを、後述のスキル一覧から５つ選択します。重複して選択することはできません。キャリアスキルに属するものは、自身のキャリアタイプのグループからしか選べません。社員が持つ５つのスキルを、その社員のスキルセットと呼びます。

ＴＧＲ社の社員は、「オーバーワーク（超越仕事術）」という特別な力を発揮できます。後述のオーバーワーク一覧から、１つだけ選択します。

氏名・性別など、その他のデータは自由に決めてかまいません。ゲームの性質上、年齢は１８歳以上がよいでしょう。

社員は、プロジェクトの過程でなんらかのダメージを被ることがあります。ダメージは３つのタイプがあります。

肉体ダメージ	肉体的に疲労したり、負傷しているなど、肉体的に万全ではない状態をあらわします。
精神ダメージ	精神的に動揺している、狂気にとりつかれているなど、心が平常ではない状態をあらわします。
環境ダメージ	社会的に不利な立場に置かれるなど、外的な理由で行動が制限されている状態をあらわします。

ダメージは点数で表現されます。プロジェクト開始時点ではすべてのダメージは０点です。現在、いずれのダメージを何点受けているかは常に把握・管理してください。

同じタイプのダメージを２点以上被ったとき、その社員は行動不能という状態になります。２点以上あったダメージが１点以下になり、２点以上受けているダメージがほかになければ、行動不能から回復できます。